イヌ・ネコの健康医療相談

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ろくべえ(質問主)


猫アイコン 猫 メス 雑種

体重:0.8kg

飼育歴:0年0ヶ月

居住地:千葉県香取郡東庄町

飼育環境:室内

先日子猫を保護し、動物病院に健康診断に連れて行ったら、疥癬にかかっていること、猫回虫とマンソン裂頭条虫がいるとの事でした。
その日に疥癬のお薬を首の後ろに垂らしてもらい、先生の指示で翌日に猫回虫の駆除薬を飲ませました。
マンソンについては「こんなに小さいうち(当日600g/生後6週との診断)に飲ませてもいいものか。もう少し待ってお薬を飲ませましょう」という事で、翌週粉薬をもらい、「もし具合が悪くなったら点滴をするので連れてきてください」との事でした。
結局仕事の都合ですぐにお薬を飲ませられず、現在推定8週/800gに至るのですが、マンソンの薬により重篤な副作用が出ないか心配です。
生後2ヵ月程の子猫にあげても本当に大丈夫なのでしょうか?
現在子猫は元気で食欲もあり、下痢などの症状はありません。
先生は薬の名前は教えてくれませんでした。

日時2018-10-27 22:02:51

専門の獣医師からの回答

マンソン裂頭条虫の駆虫には「プラジクアンテル(ドロンシット錠)」が用いられます。
マンソン裂頭条虫の場合の投与量は体重1kgあたり30mgです。瓜実条虫や猫条虫の駆虫では10mg/kgが投与量ですので、3倍の投与量になります。
本剤の投与で一番よくみられる副作用は嘔吐です。
下痢や食欲低下を認めることがありますが、普通に元気・食欲がある猫の場合、このような副作用は一過性のことが通常です。
すでに食欲の減少や元気の消失を認める場合は診察・検査を受けて先に体調を整える必要があります。
子猫にプラジクアンテルを30mg/kg投与することには、処方する獣医師も慎重になる部分があり、駆虫のメリットと副作用のリスクを勘案して、投与しても大丈夫であり、駆虫のメリットのほうが勝っていると判断される場合に、飼い主様に副作用のことをご説明し、ご理解いただいて処方することになります。
元気な成猫では、投与した薬を吐いてしまうといったことが見られる程度で、通常大きな問題はありません。
小さな仔猫でとてもご心配のご様子ですので、下痢もなく元気食欲ともに良好な状態が続いているのであれば、
1) 体重1kgになる頃(約2週間後)まで待つ。
2) 投与後に、もし体調不調になった場合を考え、平日の午前中に投与する。
3) 一度に全量投与すると嘔吐しやすいので、1時間くらい間隔をあけて、半量づつ2回に分けて投与する。

再度受診して体重測定と薬の再処方を受ける必要がございますが、以上のことをご検討頂くのもひとつの方法かと思います。
どうぞお大事になさって下さい。

日時2018-11-01 15:16:21

ろくべえ(質問主)



親切丁寧なご回答に、不安がだいぶ和らぎました。
いただいたアドバイスを参考にしたいと思います。
ご丁寧にご説明いただき誠にありがとうございました。

日時2018-11-03 08:33:55

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