イヌ・ネコの健康医療相談

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おりこうくん(質問主)


犬アイコン 犬 8歳 オス ポメラニアン

体重:3kg

飼育歴:8年5ヶ月

居住地:広島県広島市西区

飼育環境:室内

3〜4ヶ月前から体の毛が伸びなくなりました。1ヶ月前ぐらいから、更に背中が丸く脱毛したような感じになりました。
食欲もあり、散歩も楽しみにしていて毎日朝晩2回しています。排便も毎日あり、脱毛以外は変わった様子はありません。
皮膚が出てる状態なので、日光に直撃は良くないかなと思い、いつも服を着せています。

病院受診しましたが、ホルモンバランスの関係だと言われて、抗生剤の飲み薬と、塗り薬を何度か処方されました。
背中に少しだけ、元の茶色の毛が出てきたかなという感じですが、まだまだ全然元に戻る気配がないので、本当にこれでいいのかなと不安になっています。
何か他の病気なのかなと思ったりもしていますので、御教授宜しくお願いします。

日時2018-10-13 22:52:10

専門の獣医師からの回答

添付いただいた写真から、雄のポメラニアンということを考えると「アロペシアX(脱毛症X)」の可能性が考えられます。
 頭部と四肢を残して体幹部の被毛が左右対称性に抜け、やや乾燥した地肌が見えるようになります。 以前は成長ホルモンの投与で発毛することから「成長ホルモン反応性脱毛」と呼ばれていたことがあります。また、去勢手術で被毛が生えてくることが知られていますが、通常半年から1年後に再び脱毛がみられることが珍しくありません。
現在のところ明らかな原因は不明ですが、主治医が言われるようにホルモンの関与が疑われており、なかでも局所のエストロゲンや他のホルモンレセプターの毛包レベルでの異常に由来している可能性が指摘されています。
ポメラニアン、キースホンド、チャウチャウ、サモエドが好発犬種で、様々な検査を行うなどして、他の皮膚疾患の可能性を否定して脱毛症がアロペシアXと診断されるのが一般的です。
アロペシアXは、原因が不明であるために特効薬がありませんが、「メラトニン」やリゾープス菌から作った麹の成分を抽出した「R&U」といったサプリメントが試されています。
背中の丸く脱毛した部分は、膿皮症といって皮膚の表面に細菌感染を生じたのではないかと思われます。そして、それに対して主治医が抗生物質の内服・外用薬を処方なさったと思われます。
甲状腺ホルモンや副腎皮質ホルモンなど、一般的な内分泌疾患が関与している可能性もありますので、アロペシアX以外の皮膚疾患や内分泌疾患の可能性について主治医にご相談されて、アロペシアXの可能性が極めて高いということになれば、サプリメントを含めた今後の治療方法について改めて主治医にアドバイス頂かれると良いでしょう。
どうぞお大事になさって下さい。

日時2018-10-20 16:42:29

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