イヌ・ネコの健康医療相談

猫の腰にしこりがありますが放置しています。症状や注意点を知りたいです

飼い主からの相談に専門の獣医師が回答します

ぶしぇみ(質問主)


猫アイコン 猫 4歳 オス 雑種

体重:6.0kg

飼育歴:4年5ヶ月

居住地:大分県佐伯市

飼育環境:室内

腰に近い背中の右側にしこりを発見しました。直径1.5㎝くらいのやや楕円形、ちょっとぶよっとした感じのできもので、皮膚の色は周囲と変わりません。脱毛もなく、ただ盛り上がっている感じです。猫自身は全く気にしておらず、触っても反応はありません。今年4月に引っ越してきたため、初めての動物病院に行って看てもらいましたが、注射針を刺しても何も採取できず、結局正体はわかりませんでした。
何なのかを確かめるためには麻酔をかけての切開手術が必要とのこと。先生はしこりを取る場合と取らない場合、それぞれのメリットとデメリットは一応説明してくれましたが、どちらを勧めるということはなく、全て私たち飼い主に丸投げという態度でした。こちらとしては悪性の物なら取っていただくつもりでしたが、正体すらわからない状態では正直決めようがありません。人間のように、切開せずに組織を採取して悪性か良性かを調べられるものとばかり思っていたのですが。
本猫はいたって元気なので、無用なストレスや痛みを与えたくはないのです。なので家族で相談の結果、今回は手術を見送り、もししこりが大きくなるようなことがあればまた考えようという結論に至りました。ただやっぱり不安はあります。田舎なので動物病院の選択肢もあまりなく、セカンドオピニオンを求めるにも難しい状況です。考えられる症状や、注意すべき点などをアドバイスいただければと思います。よろしくお願いいたします。

日時2018-09-05 22:25:41

専門の獣医師からの回答

皮膚にしこりがみられた場合、針生検(注射針を刺して細胞を採る)でわからない場合は、切除生検(切り取って病理検査)かシコリのサイズによってはツルーカット生検(太い針で組織をくりぬき病理検査)を行います。
生検の目的は、腫瘍か腫瘍でないか、腫瘍の場合、悪性か良性か、さらになんという腫瘍かを調べることです。
針生検でわからない場合は、次の検査に進めるのが基本です。大きくなるまで置いておくのは最も危険な判断だと思います。

日時2018-09-19 15:38:44

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