イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

くっきー(質問主)


犬アイコン 犬 12歳 オス チワワ

体重:3.8kg

飼育歴:12年3ヶ月

居住地:神奈川県横浜市金沢区

飼育環境:室内

12歳チワワ雄です。胆嚢の入り口付近にポリープができていることがわかりました。お尻を上げるポーズを繰り返しして痛がっていたのはこれが原因であることが判明しました。痛みの出ているとき以外は元気、食欲あります。胆嚢の摘出手術をすすめられています。12歳の開腹手術にとまどい決断することができずにいます。ご意見を聞かせていただきたく相談しました。ぜひよろしくお願いいたします。

日時2018-08-20 12:47:11

専門の獣医師からの回答

胆嚢入口近くにポリープがみつかったとのことですが,犬の胆嚢腫瘍は極めて稀です。
多くの場合は炎症に伴う炎症性ポリープがほとんどです。
腫瘍であれば,摘出が基本ですが,炎症性ポリープであれば,内科的治療でもある程度は効果が期待できます。
細菌性胆嚢炎は,胆汁検査による細菌感染を証明することで診断が可能ですが,免疫がらみの炎症のこともあり,最終的には腫瘍性か炎症性かの鑑別も含め,胆嚢を摘出して病理検査で最終診断することになります。

胆嚢や肝臓は沈黙の臓器と呼ばれ,胆嚢疾患は基本的によほど重篤にならない限りは症状はないのが普通です。
もし,胆嚢炎などの症状や肝酵素や炎症マーカーなどの異常,あるいはエコー検査で胆石や重度の胆泥などが認められている場合には胆嚢摘出術の適応となるかと思います。
無症状で進行がない場合には内科的に経過観察される飼い主様も多いのですが,重篤な症状が発現して手術となると麻酔リスクや手術リスクは驚くほど高くなります。
内科的治療で様子をみる場合には,定期的な検査が重要で,明らかに病態が進行しているようであれば,重篤な臨床症状を発現する前に手術を行った方が無難かと思います。

とはいえ,犬の胆嚢摘出術は人に比べるとリスクが高く,施設によって手術成績も大きく異なります。
手術のリスクや手術成績などを主治医の先生に相談されてみてはいかがですか。
より専門的な検査や手術を希望されるのであれば,肝胆道系の外科を専門とする二次診療施設を紹介してもらうことも選択肢かと思います。
炎症性ポリープの場合,すぐに外科手術が必要とは限りませんが,内科的治療では慢性胆嚢炎が完治できないことが多いように思います。

日時2018-08-24 22:08:08

くっきー(質問主)


お答えいただきまして誠にありがとうございます。肝酵素や炎症マーカーに異常は見られませんが下痢、発熱があります。もう1度エコー検査で胆石や重度の胆泥がないか確認に行きたいと思います。重篤な症状になる前に決断をしたほうがよいとゆうことですね。内科的治療でどうにかなることを願いつつ検討したいと思います。とてもためになるご意見を頂け参考になりました。ありがとうございました。

日時2018-08-25 14:59:31

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