イヌ・ネコの健康医療相談

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ちい(質問主)


猫アイコン 猫 2歳 オス 雑種

体重:6kg

飼育歴:2年6ヶ月

居住地:北海道室蘭市

飼育環境:室内

脇の下の脱毛と、赤い発疹。病院で「肉芽腫」と診断を受け、ステロイドの注射と内服薬を処方してもらいました。3日後、ひどいくしゃみと鼻水、もともと猫風邪にかかっており、涙目以外は、症状は落ち着いていたのに、今は苦しそうにしています。慌てて色々 調べてみると、猫風邪の菌を持つ猫に、ステロイドは 免疫力を抑制するため、悪化させてしまうとありましたが本当でしょうか?猫風邪の治療も受けた病院なので、その点は 把握していると思っていたのですが…

日時2018-07-28 20:29:57

専門の獣医師からの回答

過去にカゼの症状があり、涙目以外の症状は落ち着いていた、とのこと。
猫にカゼのような呼吸器症状を引き起こす、いわゆる「猫伝染性呼吸器症候群」の原因は、ウイルスや細菌の単独感染や混合感染によることが一般的です。
主な病原体としては、猫ヘルペスウイルスや猫カリシウイルス、細菌ではボルデテラやクラミジアなどがあります。
通常、カゼの症状から回復後も病原体が体に潜んでいて、他の猫への感染源となったり、何らかの原因(強いストレスや怪我、病気など)で抵抗力が落ちたときに症状が再発することが知られています。そのため、予防接種は本来であれば感染を防ぐために受けるものなのですが、猫のカゼの場合、感染・発症したのち症状が落ち着いてからも毎年予防接種を受けて体に潜んでいるウイルスなどがなるべく悪さをしないように免疫を維持しておくことが推奨されています。
今回のステロイド剤の種類や投与量は解らないのですが、ステロイドの投与量の基準として、抗炎症量(皮膚などの炎症を抑える目的)と免疫抑制量(免疫が関与した病気で免疫機能を抑制する目的)では薬用量が異なります。今回は抗炎症量の使用であったことが考えられますので、ご愛猫の場合、担当医は過去にカゼの症状があったことを把握していたと思われます。臨床の現場では抗炎症量のステロイドを使用する機会は多くあります。そのような場合、残念なことに思いがけずカゼの症状が出ることがありますが、通常は初回のカゼの症状よりも少し軽く治まってくれることが多いものです。 今回の症状が落ち着きましたら、ワクチン接種について担当医にご相談されることをお勧め致します。
どうぞお大事になさって下さい。

日時2018-08-10 17:06:49

ちい(質問主)


回答、ありがとうございます。
2週間程経ち、ようやく症状が落ち着き、食欲が戻ってきました。
ワクチン接種、相談しようと思います。

日時2018-08-10 20:18:19

猫の皮膚病は飼い主が気づくことが多い病気です。よくある事例や飼い主が気づけるポイントを、猫専門病院「東京猫医療センター」の服部幸院長が動画で解説します。

 
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