イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

ハナのママ(質問主)


犬アイコン 犬 15歳 メス ウェルシュ・コ-ギ―・ペンブローク

体重:11kg

飼育歴:14年11ヶ月

居住地:岐阜県岐阜市

飼育環境:室内

4月中旬に受けた健康診断の血液検査で BUN53 CRE1.6で腎臓が4分の1しか機能していないと言われました。LIP377で膵臓の値も悪いです。尿検査はしていません。そこで、療法食の腎臓サポートと消化器サポートをすすめられましたが、双方は成分が正反対のフードなのでどちらにしたら良いのかわかりません。腎臓サポートを試食したら軟便になったので、それを獣医に伝えたら、じゃあ消化器サポートにしてネフガードも使ったら?と言われました。以前から皮膚病で服用している薬に対しても飲んでいいよと言われ心もとなく感じ、相談させていただきました。わんこは食欲もありおしっこの色も黄色で見た目は元気です。腎臓も心配ですが7年ほど前に急性膵炎も発症しているので心配です。
ご回答よろしくお願いします。

日時2018-05-01 01:06:09

専門の獣医師からの回答

水和状態が維持されているのに安定して血清クレアチニン濃度が1.4を超えていればCKDstage2なので、CKDstage2の治療を行います。具体的には①腎盂腎炎や腎結石など治療可能な疾患が見つかればそれを寛解させる。②脱水があれば等張性電解質溶液で補正し、その後はいつも新鮮な水が飲めるように注意してもらう。③腎障害性のある薬剤、麻酔薬、造影剤、NSAID’sなどの使用は極力控える。④尿蛋白の定量も行い、UPCが0.5を超えていれば基礎疾患の如何に関わらず、蛋白尿を低下させる標準療法を開始する⑤血圧測定も行い、高血圧が検出されれば高血圧の治療を行う。⑥腎不全用処方食を開始する。⑦処方食開始後も血漿りん濃度が4.5 mg/dlを下回らなれば、りん吸着剤(例えば水酸化アルミニウム、炭酸カルシウムや炭酸ランタン等)を投与する。⑧処方食を給餌していても代謝性アシドーシス、これは静脈血重炭酸イオン濃度が18mmol/L未満であることで診断しますが、代謝性アシドーシスを示す症例には、経口で炭酸水素ナトリウムかクエン酸カリウムを、重炭酸イオン濃度が18~24mmol/Lに維持できるように投与する。などを行います。ただし、膵炎があるのであれば、腎不全用の食事は脂肪分が多いので、膵炎の治療を優先するのであれば、消化器サポートでいいと思われます。重要なことは治療を開始するごとに定期的に検査をして、治療反応をみながら対処することだと思います。
桑原康人

日時2018-05-11 23:06:25

ハナのママ(質問主)


ありがとうございました。

日時2018-05-12 19:39:53

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