イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

さとう44(質問主)


猫アイコン 猫 オス 雑種

体重:4.5kg

飼育歴:0年-3ヶ月

居住地:東京都小金井市

飼育環境:室内

心筋症の猫の治療についてご相談します。
2015年に保護した元野良で、当時よりエイズ・白血病キャリア。
半年後咳がするので診察を受けたところ、レントゲンと心エコーにより拡張型心筋症を診断され、薬を飲み始めました。腎臓もクレアチニンが2.8前後です。
先日の4月7日、喉が腫れていることに気付き、診ていただくと、顎の下から喉にかけて2×4センチくらいのしこりが見つかりました。恐らく唾液腺の炎症か、腫瘍ではないかとのことです。
その場でコンベニアとステロイドの注射を打ってもらい、その後プレドニンを1日1回飲ませて様子を見ています。
このまま腫れが引いていけば良いのですが、引かなかった場合、次の手として先生より3つほど提案をいただきました。

①手術にてしこりを切除
②鎮静をかけて生検
③このまま様子を見て、もし食事がとれないほど腫れが大きくなれば胃チューブ設置

①が一番確実で、難しい手術ではないが今の猫の状態では麻酔が怖く、術中死もありえる。
②で切らなくてよい腫瘍と診断がつけば治療計画が立てられるが、カラーエコーで腫れの中にかなりの血流が見られ、抗血小板薬を投与していることもあってもし出血したとき非常に危険。その時はそのまま手術に切り替える可能性もあり。また、それで腫瘍かどうか必ずしも判断できるとは限らない。
③は麻酔をかけるけど2~30分で終わるので①より負担が少ないが問題は解決していないし、腫れが大きくなり唾がうまく呑み込めなくなると無理に唾を飲もうとして誤嚥性肺炎をおこすこともあり得る。

いまのところ、喉の腫れは大きくはなっていませんが目立って引いてもいません。そろそろ次を考えなければいけませんが、考えあぐねています。
ただ漠然と切るのは避けたいと思っており、腫れが大きくならないのならこのまま様子を見続けたいです。

そこで先生に質問ですが、
もし先生がこの猫の飼い主だったら、どれを選択しますか?もしくは、別の選択肢がありますか?

心臓の状態は現在一番厚いところで9ミリ、動脈と左心房の比が1:3、カラーエコーでかなりの逆流が見られます。不整脈と、脈が飛ぶ時があります。
薬はアピナック、ピモベハート、クロピドグレル、腎臓のサプリとしてキドキュアをあげています。

体重は1ヶ月前と比べて1キロほど痩せていました。これは喉が痛くてカリカリが呑み込めなかったのを私が見逃したせいもあります。食欲はあるのでミンチ状の猫缶やロイカナのリーナルリキッドを飲ませていて、ここ数日体重の変化はありません。
猫の年齢は不明ですが、歯が右上の犬歯しかなく、10歳は越えていると思います。

長文になり申し訳ございません。よろしければお考えをお聞かせください。

日時2018-04-12 06:31:02

専門の獣医師からの回答

左心房もずいぶん拡張していますね。心臓の厚さが9mmとあるので、それが本当であれば拡張型心筋症でなくて、肥大型心筋症でしょうね。ただ、お薬としてピモベハートが出ていますので、薬だけを見ると拡張型心筋症でしょう。ちょっと書かれた文章に矛盾があり、病態がわかりません。腎臓も悪いですね。
喉のところに腫瘤があって、抗生剤とステロイドを投与しているということですね。一般に感染を疑うのであれば、最初からステロイド投与はしません。白血球が高かったんでしょうか。低用量であれば消炎効果を期待したとも考えられますけど、リンパ腫を意識されてのステロイド投与なのでしょうか。これもわかりません。
 引かなければ、一般的にはまずは針生検(無麻酔)ですが、エコー検査で、かなりの血流とあるので、リンパ節や唾液腺ではなさそうです。甲状腺か、それ以外の腫瘍かもしれません。10歳と高齢ですが、甲状腺ホルモンを測られましたか? 甲状腺機能亢進症から肥大型心筋症も起こります。もちろん甲状腺がんであることもありますが、甲状腺機能亢進症の猫では、甲状腺が大きく腫れています。これは良性なので手術は不必要です。抗甲状腺薬を飲ませて治療すると、肥大型心筋症も落ち着いていきます。
 鎮静で生検という提案があるので、猫が性格的に動いてしまうということなのでしょうか。鎮静をかけても出血は変わりませんので、診断治療を一番に考えるのであれば、麻酔摘出術がベストです。③の胃チューブは、2次的なことで、栄養状態をどうするかということになるので、治療法というより、管理をどうするかという問題で、それをしてもその腫瘤は変わりません。原因はなんであれ、食べれない場合には有用な方法の1つです。ただ、これも全身麻酔です。
 心筋症があって、左房が大きく、猫で不整脈があり(猫の不整脈は恐い)、腎臓病がある中での麻酔は命に関わります。この事実を十分に考えなくてはなりません。腎臓病を悪化するでしょう。
 いずれにせよ、頂いた文面のみでは確実なことを書くことはできません。
シンプルな甲状腺機能亢進症であればいいですがね。そんな気がとてもします。
ちなみにそうであれば、今の治療には反応しません。
ご参考までに。

日時2018-04-20 13:01:10

さとう44(質問主)


お忙しい中、お返事ありがとうございます。
心臓は肥大型です。書き間違えました。申し訳ありません。
その後シコリが大きくなり、元気もなくなった事から病院で鎮静なしでの生検をしていただきました。(エコーを見て血管を避けながら針を刺すのと、うちの子は突然暴れ出すので、鎮静が必要と言われました)
上皮がんとのことでした。

日時2018-04-21 11:30:01

扁平上皮癌ですかね。診断が下ったのであれば、担当の先生に詳しく説明してもらって、治療を受けられてください。

日時2018-04-23 18:41:11

 
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