イヌ・ネコの健康医療相談

高齢犬の飲水量が増えて元気がなく、腎臓が悪いといわれました

飼い主からの相談に専門の獣医師が回答します

ハナ(質問主)


犬アイコン 犬 14歳 メス 柴

体重:7kg

飼育歴:13年7ヶ月

居住地:

飼育環境:

メスの柴を飼っています。
1ヶ月前より水を飲むのが多くなりました。横になっている時間も多くなりました。散歩はちかくを1周とかになりました。(これは以前よりありましたが、年令のせいかと思っていました)

病歴は昨年3月30日肝臓の数値が高く、1ヶ月間薬を服用しました。
GOT 118 GPT 186 ALP 393 総コレステロール 309 でしたが、基準値に戻りました。
その時は腎機能の検査はありませんでした。

そして先日2016年5月19日。
ぐったりしてごはんもおやつも食べませんでした。
5月20日はかかりつけの病院に行こうと電話すると、狂犬病接種当番で休診でした。
夜になってこのままになってしまうのではないかと言うくらいぐったりしてしまったので、慌てて友人の紹介で別の病院に連れていきました。
時間外のため血液検査のみで、その結果腎臓が悪いと言うことでした。
BUN53.9とのこと。
でも今すぐどうのこうのと言うことではないということで、(心)フォルテコール5をいただいて帰宅。
次の日21日、皮下点滴、エックス線検査、超音波検査、異常なし。
今後は点滴と飲み薬で治療しようと言われました。

夜少し徘徊かなと思われる時もあります。
昼間はたまに庭、大体は家のなかにいます。
住まいは水戸市の市街地に近い住宅です。

今日5月28日、喜んでおやつを食べたのをうれしくみていました。

元々の先生にも診ていただいたほうがいいか、今回診ていただいた先生のもと点滴をしながら少しでもながく…がいいか、自然にまかせたほうがいいか、迷っております。
病院が苦手な犬なので、なおさらです。
点滴をしても完全に治ることはないと言われています。そのため、元々の先生に診ていただいたいても仕方ないのか、心の整理がつきません。
どうか、ご回答お願い致します。

日時2016-05-28 14:31:08

専門の獣医師からの回答

老齢動物の治療をどこまでするのかというのは、難しい質問です。
慢性腎不全は尿から排泄される体に不必要なものが、腎臓の機能の低下により体に蓄積されてしまう状態です。
人間では腎移植、透析などの治療が行われていますが、動物ではこれらの治療は困難です。
動物の腎不全の一般的な治療は皮下点滴です。これは尿量を増やし、尿からの毒素の排泄を促すことを目的としています。毒素が蓄積されてくると尿毒症という状態になり、元気・食欲消失および吐き気などの症状が現れます。毎日点滴しても状態が悪化してくる動物もいますが、週に1~2回の点滴である程度維持が可能な動物もいます。
尿毒症が進行すると非常にしんどいですので、可能な範囲で点滴に通われることをお勧めします。
病院が苦手だということですが、基本的に病院好きのワンちゃんはあまりいません。この子がどの程度の点滴の間隔で維持ができるか分かりませんが、初期の腎不全ならばまだまだ長生きすることも可能だと思います。
点滴をしていてもいずれ腎不全は進行しますが、治療に反応があるうちは可能な範囲で通院されてはいかがでしょうか?
14年間、一緒に暮らしてきたワンちゃんですし、もう少しの間おやつを食べる姿を眺めながら、、、

日時2016-05-31 19:52:08

ハナ(質問主)


このたびは大変丁寧な回答をありがとうございました。
アドバイスいただいた通り、点滴に通うことにしました。今のところ週2ペースですが、ずいぶん元気に過ごしております。点滴の際は、おとなしく処置していただいています。
餌も変わったので始めは拒否していましたが、体調がよくなったからか、食べるようになりました。表情も戻った気がします。
本当に相談してよかったです。
ありがとうございました。

日時2016-06-06 12:24:59

「上下関係のために犬は甘やかしてはいけない」。こんなしつけ方は正しいのでしょうか? のべ10万頭以上の実績がある専門家が、最新のしつけ理論を動画で解説します。

 
これまでに2,000件以上もの相談が寄せられています。
みなさんの心配事に似ている過去の事例がないか、症状、病気、体の部位、薬、犬種・猫種など気になるキーワードで、相談・回答を検索してみましょう。

相談を検索する

種別: