イヌ・ネコの健康医療相談

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ko(質問主)


犬アイコン 犬 14歳 オス プードル(トイプードル)

体重:2.7kg

飼育歴:0年11ヶ月

居住地:兵庫県神戸市垂水区

飼育環境:室内

もうすぐ15歳になるトイプードルです。1歳からてんかんの為フェノバールを毎日朝夜1錠ずつ服用しています。5歳頃からよく膵炎になり消化器サポートの食事ですが最近食べなくなってきました。フェノバールによりアルカリフォスファターゼやGPTが測りきれない程高いです。ウルソとプラバスタチンを服用。心臓も少し雑音がありますが沢山薬があるので優先度は低いとのことです。去年からクッシング症候群になり3日に一度のアドレスタンで安定していましたがもともとあった体重は3.9kgが徐々に痩せていき今年の夏3.3kg今現在2.7kgになってしまいました。10月からドッグフードを食べなくなり今はさつまいもをあげていますが時々ふらつきや後ろ足に力が入らないみたいです。検査をしt4の数値が0.5と低く、新たに甲状腺機能低下症と言われレベンタを出されました。説明書を読むと肝臓障害腎障害、副腎皮質機能不全、心疾患のある犬は投与しないとありますが全部あてはまるのでとても不安になりました。服用しない方が危険なのかどうか、飲ませて大丈夫なのでしょうか?宜しくお願い致します

日時2021-12-20 16:13:00

専門の獣医師からの回答

愛犬が様々な病気を治療中であるとのこと、ご心配をの事と思います。甲状腺ホルモン製剤は一般的には副作用は低く、余程重度の心不全などがなければ不利益は生じないと思われます。また、相談文の中に愛犬がクッシング症候群とあり、レベンタの投与に注意が必要な疾患として副腎皮質機能不全とありますが、この二つはむしろ逆の病態で同じ疾患ではありません。
 フェノバール投与やクッシング症候群をはじめとする慢性疾患の存在で総T4濃度は低下します。これはユーサイロイドシック症候群と呼ばれて甲状腺ホルモンの投与は不要な状況です。一定期間の甲状腺ホルモン投与によって症状が改善しない場合はかかりつけの先生と相談して投与の必要性を見直すが必要があるかもしれません。

日時2022-01-22 07:22:01

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