イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

pero(質問主)


猫アイコン 猫 18歳 オス 雑種

体重:4.5kg

飼育歴:17年7ヶ月

居住地:東京都新宿区

飼育環境:室内

2019年、猫の健康診断で心雑音が見つかり心エコーで
心筋肥大症と診断されました。当時の診察では心筋壁は7.9mm、逆流が少しあり。ピモベハート1.25mgとルンワンを朝晩投薬開始
この2年で心筋壁の厚さは7.6mmと少し数値が下がっており
NT-proBNP値は90→100→120→100→150→190と上がっています
5月には頻脈が見られたのでβブロッカーのお薬アテノロール投薬開始を提案されています。(6月の診療では頻脈はありませんでした)
βブロッカー投与には慎重な診断が必要という情報もあり、(「猫の肥大型心筋症の診断と治療に関する研究」レポートなどより)
1度でも頻脈が見られたらβブロッカー投与という判断でよいのかどうか、
アテノロールは一度投薬開始したら途中でやめられないとのことですし
一度他の先生のご意見もお伺いしたいと思い 相談させて頂きました

また最近他の飼い主さんのブログなど見ると同じような診断の無症状の猫でピモベハート投薬というのを見かけないので
診断に対しては少し強い薬なのではないかという疑問もややあります

日時2021-06-16 19:32:12

専門の獣医師からの回答

 基本的には肥大型心筋症にはピモベンダンを投与しません。ただ、病態により投与したほうがいい場合もあります。
 肥大型心筋症には、一般的には、ベータブロッカーを使用します。ベータブロッカーを途中でやめれないということはありませんし、比較的安全な薬剤です。
 繰り返しますが、診断名は同じでも病気の具合はそれぞれの猫によって異なります。いつから、何の薬の投薬が必要かということも含めて、よく担当の先生にご相談ください。

日時2021-06-21 09:29:00

pero(質問主)


ご返信いただきありがとうございます

>ただ、病態により投与したほうがいい場合もあります。

こちらは例えば肥大型心筋症でどのような病態があればピモベンダン投与の判断になるのでしょうか(もちろん複合的な要因や猫それぞれの状態、各先生のご判断もあると思うのですが一般的に)

βブロッカーアテノロールは投薬中止もできるのですね。ありがとうございます
ピモベハートももしかして途中で中止できる薬なのでしょうか(こちらも一度開始したら途中中止はできない薬と病院から聞いております

日時2021-06-22 21:24:20

 肥大型心筋症で、うっ血性心不全を呈した場合、拡張相肥大型心筋症になった時などにピモベンダンを投与します。ピモベンダンは強心薬の一種ですので、収縮能力が低下していない通常の肥大型心筋症では使用しませんし、使用すべきではありません。
 どの薬も投薬を中止できないということはありません。休薬したり減薬したり、増薬、増量したりと、病気の具合で調整をしていくのが通常です。ちなみに、うっ血性心不全に至るとベータブロッカーを中止したほうがいい場合もあります。
 それぞれ病態が異なりますので、肥大型心筋症という診断名のみではその子に最適なお薬を決めることができません。
コメントできる範囲を超えてしまいます。

日時2021-06-23 10:06:16

pero(質問主)


詳細のご回答をいただきありがとうございます

最後に一つだけ質問をさせてください

もしもうちの猫が一般的な無症状の肥大性心筋症で、投薬の第一選択としてはβブロッカー等を選ぶべきところを最初から強心剤であるピモベンダンを投与されていた場合(2年間)
その影響で心臓に負担がかかりNT-proBNP値が上昇したり胸水がたまったりする可能性はあり得ますか

日時2021-06-24 20:31:33

 それはわかりません。肥大型心筋症にともなう血栓症などは突然起こるので、無症状期というのが難しい概念なんですが、その時期に本当にどの薬が有用かということはわかっていません。症状だけでは判断できないということです。
 心筋症は進行性の疾患ですし、肥大型心筋症は二次的に高血圧や甲状腺機能亢進症、腎臓病などでも発生します。
断片的な情報では判断はできません。

日時2021-06-24 21:00:06

pero(質問主)


ご回答ありがとうございました

日時2021-06-29 18:52:09

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