イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

(質問主)


猫アイコン 猫 13歳 メス 雑種

体重:3.5kg

飼育歴:0年4ヶ月

居住地:北海道札幌市北区

飼育環境:屋外

猫を我が家に迎え入れもう13年が経過したのですが、今更、香料の中には体内に蓄積してしまうものや、皮膚疾患を起こすもの、内分泌系を撹乱させるもの、発がん性があるものなど、猫の健康に悪影響をもたらすものがあるということを知りました。
今日まで玄関の靴箱にそういった物を置いたり、アロマを始めとした香料の含まれている柔軟剤入り洗剤等を使っているのですが、そういったものでもやはりまずいのでしょうか。
現在乳腺腫瘍を患っている猫なのですが、もしかして発がん性のある香料が原因の一端なのだろうかと不安に思いつつ、猫本人の様子を見ていると、過剰グルーミングによる皮膚の炎症はあるものの、薬を塗って直せばそうそう再発しませんし、食欲・排便・排尿も問題なく、特に具合が悪そうな様子は見かけない(数ヶ月に1回くらい咳らしきものはしますが)ので、個体差があるのかなとも感じています。
ご回答お待ちしております。

日時2020-11-19 12:41:36

専門の獣医師からの回答

猫の乳腺腫瘍発生の危険因子は、年齢(加齢:10~14歳が多い)、品種(シャム猫の発症リスクは多種より2倍高く、発症年齢も若いという報告がある)、雌性ホルモンへの暴露(雌性ホルモンが発症に関与していることは明らか)と考えられています。お尋ねの乳腺腫瘍の発生に対する化学物質の関与についてですが、私の知る限り現時点で明らかになっているものはないと思われます。
現在、乳腺腫瘍を患っているとのことですが、猫の場合は悪性(乳癌)である確率が80%を超えると考えられていますので、早期(転移前)の外科手術が推奨されています。転移してしまうと根治が難しくなりますので、手術適応かどうかを動物病院でしっかりと調べてもらうことをお勧め致します。

日時2020-11-23 22:29:44

(質問主)


了解しました。
回答ありがとうございました。

日時2020-11-23 22:32:44

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