イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

(質問主)


猫アイコン 猫 12歳 メス 雑種

体重:2.8kg

飼育歴:12年5ヶ月

居住地:東京都葛飾区

飼育環境:室内

はじめまして、こんにちは。
甲状腺機能亢進症と孔門嚢炎について質問です。
推定12歳になる猫を飼っています。今までに何度か肛門嚢炎やそのなりかけを繰り返しています。肛門腺炎のスパンは半年~2年で、お尻を引きずる様子をみせた時は絞ってもらっています。
その猫がここ3ヶ月くらいで食欲がなくなり、3kg→2.6kgになり痩せ細りました。全く食べないわけではなく、少しずつ食べていたので様子を見ていたのですが、ここ1ヶ月で急に足元がふらつくようになり、いつも乗っている高さ30cmのソファーに登る動作もおかしくなり、驚いた時のように四つ足全部で飛びあがって放り投げられたかのように飛び乗ってきたり、ジャンプに失敗してずり落ちるようになりました。同時に肛門腺もニキビのように膨れてきた為、主治医に診てもらいました。年齢も考慮して血液検査とレントゲン・心臓の検査を提案され、3日後に検査しました。(検査の為体力をつけてと言われたため、食事をロイヤルカナンのドライ毛玉ケア→ロイヤルカナンウエット(エイジング)にして動物病院専用ちゅーるを2本与え、なんとか体重を+0.2kgしました)診断結果ですが、足がふらついたりの原因は腰の椎間板が狭まっていて腰の曲がったお婆ちゃん状態だからと説明を受けました。また便秘がちの影響でウンチが溜まっていると指摘を受け食事をロイヤルカナンの消化器サポートに切り替え解消を目指すことにしました。血液検査ではASTが42U/L、リンパ球数が6.76K/μLで基準値以上でしたがこれは心配ないとのこと。ただT4が5.0μgと高めで甲状腺機能亢進症と診断され、メルカゾール5mg錠を朝晩で半錠ずつ服用し2週間後再度検査することになりました。また、結果を聞きに行った際に肛門腺を絞ってもらいました。
現在、検査から1週間が経過しました。食事は消化器サポートを2日目まで食べていてウンチも順調でしたが3日目から全く食べなくなり、ウエットしか食べない状態になりました。肛門腺は、絞ってもらった時はかなりの量が出てすぐ縮んだのですが、その日の夜には再びニキビのように膨らんでしまいました。また、甲状腺の影響か夜泣きが物凄いです。また、日中もトイレに入ってはウンチが出ないストレスか、入っては出、けたたましく鳴きます。消化器サポートを食べてくれさえすればトイレで苦しまないはずなのですが、前食べていたドライを混ぜたり工夫しても一切ドライフードを食べなくなり、困っています。
そこで質問なのですが、1.肛門腺がすぐ膨らんでしまうのは甲状腺機能暴走の影響でしょうか?便秘も肛門腺が痛くて出なくて苦しんでるように見えます、2.都内マンション暮らしの為、正直夜鳴きに困り果てています。本人も辛そうなのですが努力出来ることはありませんか?、3.足元がおぼつく理由ですが1ヶ月前まで歩行は普通だったのにこんなに急激におかしくなるものでしょうか?
長々申し訳ありません、よろしくお願いします。

日時2020-06-01 08:20:23

専門の獣医師からの回答

愛猫さんが甲状腺機能亢進症と肛門嚢炎を治療中とのこと、ご心配のことかと思います。記載された内容では残念ながら病状を正確に把握することは難しいと思いますので、一般論を中心にお話しさせて頂きます。甲状腺機能亢進症と肛門嚢炎については一般的にはあまり関係がないと思われます。また、肛門嚢腺が腫れるために便秘になるということはあまり考えづらいと思います。肛門嚢腺は肛門が広がる圧力でも分泌されていますので、定期的な排便がないから肛門嚢腺が貯まるという方が理にかなっていると思えます。夜の鳴き声に関しては甲状腺機能亢進症の症状かもしれませんので、メルカゾール投与によって改善するかどうか様子を見られてはいかがでしょうか。甲状腺機能亢進症で痩せて筋肉が落ちれば、短期間のうちに歩行が変化することはあると思います。これもメルカゾールを一定期間投与して改善するかどうかみる余地があると思われます。愛猫さんの症状が快方に向かうことをお祈りしております。

日時2020-06-02 17:10:59

(質問主)


ありがとうございます。あれからしばらくウエットとドライのフードを両方置いていたら、やっと昨日からドライ(消化器サポート)の方を食べるようになってくれました。肛門腺についてはサプリなども使いながら便秘解消を努力したいと思います。
ただ、いまだに肛門腺が腫れたり引っ込んだりしているのが謎です。いつも診ていただいてる獣医さんには腫れたら見せに来るように、酷くなってしまうからと言われていますが、病院に行く間の10分くらいの間に引っ込んで何もないような感じに戻ったりするので、本当に肛門腺なのか?と困惑しています。
夜鳴きの方は、メルカゾールを飲み始めた晩から鳴くようになりました。ホルモン値変化の不快感を感じているのかもしれませんが、昼間はあまり寝かせないようにしても途中で起きて鳴きだしてしまいます。
こちらも次主治医に診てもらう時にまた相談してもらおうと思います。
不安が少し和らぎました。ありがとうございました。

日時2020-06-04 11:20:43

ネコのため、日頃から動物病院で受診することを習慣にしませんか?動物病院の写真を投稿して、プロジェクトに参加しよう!

 
これまでに3,000件以上もの相談が寄せられています。
みなさんの心配事に似ている過去の事例がないか、症状、病気、体の部位、薬、犬種・猫種など気になるキーワードで、相談・回答を検索してみましょう。

相談を検索する

種別: