イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

(質問主)


犬アイコン 犬 2歳 オス ラブラド-ル・レトリーバー

体重:27.5kg

飼育歴:1年10ヶ月

居住地:京都府与謝郡与謝野町

飼育環境:屋外

ドライフードのトッピングについてのご質問です。
朝晩の2回の食事です。ドライフードを各食事200g与えています。
朝食には鹿肉70-80g、夜食にはイワシ、アジなどの魚を同程度トッピングしています。当初は生を与えていたのですが、病気が怖いとの指摘を受け、現在は全て火を通しています。一方で生肉を、とのご意見もあり実際はどうなのでしょうか。
鹿肉は解体業者の冷凍庫で保管されていたものを3kgずつ購入し家庭用冷蔵庫の冷凍室で保管。500gづつ焼き、冷蔵庫保存し約1週間で消費しています。魚は地元産のものを数日で使用できる量、一度に焼いて冷蔵保存して都度与えています。

日時2019-11-15 20:32:58

専門の獣医師からの回答

肉などの食材を生で給餌することは、食材の栄養素を加熱処理によって破壊することなく出来るだけ多く与えたい、という考えによるものと思います。
確かに加熱処理によって破壊される栄養素(ビタミンなど)は多いのですが、加熱処理の不十分な肉や魚からは、サルモネラやカンピロバクターおよび大腸菌といった細菌や、寄生虫の感染による食中毒のリスクがございます。冷凍処理によって感染力が無くなる寄生虫も多いのですが、通常-20℃で48時間、寄生虫によっては-30℃で凍結処理をする必要があり、食材の中心までこの温度で凍結されなければなりません。
現在ドライフードをベースに給餌しておられますので、栄養素の不足を心配する必要はないと思われます。
安全・安心という観点から、鹿肉や魚肉はやはりきちんと加熱して給餌されることをお勧め致します。

日時2019-11-20 22:27:13

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