相談・獣医師回答・コメント
はな(質問主)
犬 12歳 オス 柴
体重:8kg
飼育歴:11年6ヶ月
居住地:東京都墨田区
飼育環境:室内
はじめまして。
アドバイスをお願いいたします。
2~3歳からてんかん発症。
発作の状態を見ながら薬を減らしたり停止したりしましたが、発作が増えたため、現在フェノバール服用中(1日2回 1回1/2錠)
最後の発作 1月21日(引越当日です)。
フェノバールを飲ませているので、日頃からわりと多飲、多尿で食欲旺盛です。
やや太り気味でしたので、ロイヤルカナンの満腹感サポートをあげていました。
発作自体は軽めな方と言われています。
最近お水を飲む量もさら増え、寝ているときなど失禁することもありました。
失禁はジャーっとしてしまうのではなくて、ぽたぽた・・・とかつつつーって出てしまうくらいです。
これは過去にも何回かあり、最初は避妊の影響などのホルモン性尿失禁と診断され、
ホンバンを飲ませていましたが、失禁も減っていき薬の量を徐々に減らし、最終的には辞めても失禁はおさまっていました。
何年かして、また失禁したりもしましたが、気づいたら治まってるの繰り返しです。
★本題
去年の定期健診では血液検査はさほど異常はありませんでしたが、今年の結果が悪く、
最初は腎臓病と診断されました。ほとんど説明も無く、ただとりあえず腎臓サポートに切り替えるよう指示がありました。
セカンドオピニオンで、他の病院にも相談したところ、ここでもとりあえず腎臓サポートになり、
数値からみてクッシングの疑いもあるので、一ヶ月弱後にクッシング検査したところ
クッシングの疑いと診断されました。すぐ消化器サポート低脂肪に切り替えになり、デソパンを1日10mg服用開始になりました。
クッシングの診断が出たときに腎臓の数値が上がったのは腎臓病というより、クッシングの影響のようなことを言われました。
なのでこれからクッシングの治療になるので、腎臓の法は食事を含め気にしなくて良いといわれました。
(フードの食べが悪いときはりん高めなささみや魚系などもあげて良いとも言われました。)
デソパンのせいか、お水の量は少し減り、失禁も減りました。
しかしそれから一ヶ月ちょっとたったころ、血液検査とクッシング検査をしたところ、
クッシングの方は数値的に順調なのですが腎臓の数値さらに悪くなり、先生も迷っている感じで・・・
結果また腎臓サポートに切り替えになりました。
デソパンは少しだけ減らして、お水は多く飲ませた方が良いということです。
食事管理が行ったりきたりで、戸惑っています。
腎臓ととクッシング、腎臓サポートと消化器サポートは正反対だと聞き、
腎臓は低りん、高脂肪、良質タンパク。クッシングは低脂肪と聞きます。
どちらの治療をメインにもってくるかはその子その子によるそうなのですが・・・。
今わからないことがいくつかあります。
・セカンドオピニオンの病院で、今年の血液検査結果を持参したのですが、その時にクッシング検査はせず一ヶ月たってから検査したのは何か理由があるのでしょうか?
消化器サポートに切り替えたとき腎臓サポートは高脂肪だからあげてはいけいないと言われました。
それなら最初にクッシングの検査をしてくれれば・・・と思ったので・・。
・クッシングの影響で腎臓の数値が上がっていたのではなく、腎臓自体か下垂体?に疾患があり腎臓病にもなっているということなのでしょうか?
・消化器サポートに切り替えて、事実上腎臓の治療はしなかったから今回腎臓の数値がここまであがってしまったのでしょうか?
全体的に数値がかなり上がってしまっているので・・・食事管理を含め目(トッピングが無いと食べないので・・)今の方法で良いのか・・・心配です。
※ペットの写真に血液検査の結果を載せています。
2017-07-09 13:04:57
専門の獣医師からの回答
クッシング症候群になると腎臓の数値が悪化することはあります。また、逆に治療をすることでも悪化する場合があります。これはクッシングに伴う高血圧、糸球体腎炎などさまざまな原因が関与しています。この子の場合は治療したことで血圧が正常化し、腎血流量、糸球体内圧などが減少した事が悪化の原因になった可能性が考えられます。正確には悪化と言うよりは、クッシングにより腎臓病が隠されていたという表現が正しいです。
クッシングは薬でコントロールが可能ですが、腎不全は徐々に悪化していきます。従って腎臓病のフードの方が適切だと思われます。
あくまで一般論ですので、獣医師さんと相談の上決めて下さい。
2017-07-12 12:55:33
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