イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

ななちゃん(質問主)


猫アイコン 猫 13歳 オス アメリカンショートヘア

体重:不明

飼育歴:12年4ヶ月

居住地:

飼育環境:

12歳5ヶ月のアメリカンショートヘア(雄)去勢済みについてご相談します。室内 飼いですが、時々脱走して庭あたりをうろつくことはありました。
ぎんといいます。
脱走するので、ワクチンは一昨年、去年にしておりますがそれが初めてのワクチンです。それまでは、病気をしたこともなく、下痢になったこともなく、元気で人懐っこく、家族に愛されていました。そのぎんが、去年10月に猫風邪をひきました。
猫風邪を引いたときはインターフェロンなどを投与して
いただき、元気を取り戻したのですが、それ以降、目脂がでやすく、めっきり老け込んでしまいました。歳だからかなとも思っていたのですが、
ベッドでひとりで静かに寝ていることが多くなり、食欲もなく、身体が痩せだして、慌てて病院にいきましたところ、心雑音があり、エコーとレントゲンをしたところ、胸部と腹部になにか塊のかげがあり、心臓は肥大して、胸水が溜まりはじめていました。
昨日今日と点滴で皮下に輸液していただき、制吐剤と抗生剤、抗炎症剤を注射していただきましたところ、やや食欲が出ました。
病院の先生は末期だとおっしゃいました。
わたしたちがぎんにしてあげれること、治療法の選択について悩んでいます。
完治させてあげたいですが、完治の望みがないなら、できるだけ痛みや苦しませるのはさせたくありません。
点滴にかよって、輸液はしていただきながら、住み慣れた家で、、、と思っています。呼吸困難が出るかもしれないということでしたので、その時は酸素室をレンタルしてあげたいと考えています。
私たちの治療法の選択が間違っていないか心配です。助かる命を助けてあげていないのではないかと。ぎんは家族です。助かるなら手術もと考えましたが。
今はベッドの上でねそべって、時々話しかけてきます。虫や鳥がバルコニーに飛んでくれば、興味を示します。
この穏やかな時間が少しでも長くつづきますようにとそればかりです。こういうときの私たちの選択が間違ってはいないか、そして穏やかな時間を過ごしてもらうために私達がぎんにしてあげられることを教えていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。神戸市


日時2016-05-26 16:20:22

専門の獣医師からの回答

 猫の風邪は、伝染性鼻気管炎といって、ヘルペスなどが中心とした感染症で、感染すると7割は完治しません。どこかの猫から感染したものと思われます。インターフェロンなども使われたということですので、あとは、症状に応じた治療になります。
 心臓病が肥大しているということですので、一般的には肥大型心筋症が最も疑われます。胸水がたまり始めているというので、あまり心臓が動かくなるような拡張相に移行したのかもしれません。心臓超音波検査をすれば、どんな心臓病かが診断つくと思います。その心臓病によってお薬が少し異なります。心臓病のお薬が記載されておりませんが、強心剤や血管拡張剤や利尿剤なども必要になるものと思われますので、そのあたりのお話をもうすこし担当の先生に聞かれてはどうでしょうか。
 胸部と腹部の腫瘤も何なのかがわかりませんが、胸水がそれによってたまっているのか、心臓病からなのかちょっとこのメールだけでは判断がつきません。
 自宅の酸素は、病気の種類を問わず、呼吸がしんどい子には有効な方法で、ずいぶんと楽になります。心臓病であればお薬が反応すれば胸水もなくなりますのでこれも楽になります。ただ、腫瘤が腫瘍であった場合には、なかなか厄介です。摘出できるものなら摘出するという方法もあります。
 鼻気管炎が悪化しないようにコントロールする。心臓病の病態に添ったお薬を投与する。腫瘤に関しては手術を含めて要相談。大きく上記3点に関し、今の治療と今後の治療についてご担当の先生とご相談ください。ちなみに、心不全の末期には必ずと言っていいほど、腎臓病を合併します。時折血液検査などで腎臓の値もチェックされたほうがいいです。
 お大事になさってください。

日時2016-05-30 12:34:28

ななちゃん(質問主)


ご丁寧な回答をありがとうございます。
書き忘れましたが、血液検査はしていますが今のところ、数値は特に問題なく、血液検査23項目はすべて、正常値内です。カリウムもALT.AST.ALPクレアチニン、血中尿素窒素、白血球数、赤血球数、ヘモグロビン、血小板など、正常値内でした。

末期で余命1ヶ月との診断で、緩和治療ぐらいしか選択肢はないかと絶望していましたが、先生のご回答で心臓病の投薬治療も選択肢にあるとわかり、少し安心しました。
現在は点滴、ステロイド、抗生剤だけを一日おきにしていただいています。明後日の診察日、さっそく、強心剤、血管拡張剤、利尿剤のこと相談してみます。

日時2016-05-30 16:17:45

是非、心臓関係のことも説明を受けられて、少しでもこの子が楽になる治療を選択してあげてください。

お大事になさってください。

日時2016-05-31 15:06:47

 
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