相談・獣医師回答・コメント
りゅう(質問主)
犬 8歳 オス スタッフォードシャー・ブル・テリア
体重:23kg
飼育歴:6年5ヶ月
居住地:愛媛県西条市
飼育環境:室内
以前から、顎の下の喉のあたり、ちょうど首と口の間の皮(肉?)が弛んだ部分の右側に、2センチぐらいのしこりがありました。2年ぐらい前に気づきました。この間、大きさはほぼ変わりないか、少し大きくなった気もしますが、気のせいかもしれません。しこりは硬めで、コリコリした感触です。
気になったので一度注射針で細胞を採って診てもらったところ、脂肪の塊のようなもので、腫瘍ではないので大丈夫です、とのことでした。
首か顎のリンパ腫かと思ったのですが、獣医さんは、リンパは通常こんな風に簡単に触れる場所にはないですし、違いますよ。とのことでした。
最近になって、同じところに、さらに二つ同様の、少し小さめのしこりが隣り合ってできていることに気づきました。
また、左側の方にも、一つ同じくらいのサイズのしこりができています。
いずれも触った感触は、全く同じです。
これらも、同様の脂肪の塊と考えても大丈夫でしょうか。
獣医師の、リンパは通常触れるようなところにはない、と言うのは、間違い無いでしょうか。
ご回答いただければ、大変助かります。よろしくお願いします。
2021-06-01 15:47:29
専門の獣医師からの回答
リンパ節は体の様々な部位に存在しますが、体表にあるリンパ節は通常触知可能です。頸部に存在する体表リンパ節(触知可能なリンパ節)には、下顎リンパ節と浅頸リンパ節があります。頸部には他のリンパ節も存在しますが、体表にないリンパ節は通常触知できません。今回は、喉のあたりに在る腫瘤ということですが、細胞診で脂肪しか採取されていないのでしたら、腫瘤はリンパ節ではないと思われます(リンパ節の細胞診では通常様々なリンパ球が認められます)。腫瘤の細胞診で脂肪細胞しか採取されなかった場合は、脂肪腫の可能性は否定できないと思われます。
新たに見つかった腫瘤が最初の腫瘤と同じものかにつきましては、見た目や触診だけで判断するのではなく、細胞診で確認するのが良いと思われます。主治医の先生とよくご相談ください。
2021-06-08 19:10:30
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