イヌ・ネコの健康医療相談

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しの(質問主)


犬アイコン 犬 15歳 オス プードル(トイプードル)

体重:5.5kg

飼育歴:15年2ヶ月

居住地:埼玉県久喜市

飼育環境:室内

15歳のトイプードルです。メス。避妊手術済み。過去に急性膵炎。現在完治。胆嚢が少し膿んでる半年前ぐらいに診断されましたが昨日の検査では進行なしでした。少し健康状態も調べておこうと思いエコー検査をしたところ7センチの腫瘍があると言われました。肝臓にあるようだがCTをとらないとわからないと言われています。15歳なのでこれから辛い思いをして手術をするよりはこのまま進行を遅らせるほうがいいのかなと思ったのですが医師の話では破裂の可能性もあるためすぐに手術をした方がいいと言われました。15歳でも手術をした方が良いでしょうか??同時に血液検査もいたしましたが炎症がある以外全て正常で15歳とは思えない健康状態ですと褒めていただきました。炎症があるのはこの腫瘍のせいでしょうともお話をしてもらいました。まず質問は7センチと言う腫瘍についてです。肋骨の中にきれいに収まっており触ることができなく気づかなかったと言われましたが、7センチと言うのはあまりにも巨大な気がするのですがそうでもないのでしょうか?破裂するリスクはどれぐらいあるのでしょうか? 15歳であっても手術をしてあげた方が犬のためでしょうか?緊急を要するのでしょうか?
インターネットで検索し症状をみたところ体重の減少が挙げられていました。4月の体重測定からは600グラム体重が減っており現在5.5キロです。水を飲むようになるとの事ですが以前よりも水を飲む機会は多くなっていると思います。昨日のエコー診断では出血もなかったです。老犬なので寝ることが多いですがぐったりしていると言う感じではないです。下痢もしていません。吐くこともありません。手術をした場合としない場合のリスクを教えてください。1番犬のために良い方向で選択してあげたいと思っています。プロフィールではオスにしてしまいましたが メスですよろしくお願いします。

日時2020-06-25 13:13:45

専門の獣医師からの回答

エコーで肝臓内と思われる7cm大の腫瘍が認められたとのことご心配ですね。
手術の判断は,その必要性,有効性,リスクを総合的に評価して決定する必要があります。
血液検査で炎症(おそらくCRPの上昇?)が認められるとのことですが,どこの炎症かまでは判断できません。CRPの上昇は,どこかに炎症があることを示しますが,無症候性の腫瘍ではCRPは通常はあまり上昇しません。胆嚢に異常が認められる場合には,胆嚢炎,さらにその基礎疾患としての慢性腸炎や慢性膵炎,あるいは高齢ですので歯周病などが存在することが多く,それらの原因でCRPが軽度に上昇することもあります。
次に前腹部の7cmの腫瘤ですが,腫瘍か非腫瘍性病変かも含めて,エコー検査で病名を確定するとは困難です。CT検査でも発生部位やその拡がり,および周囲組織との関連や血流などは明確になりますが,腫瘍か非腫瘍性病変なのか,さらに腫瘍であった場合には,悪性か良性か,なんという名前の腫瘍かまでは確定できません。もし,肺転移など他臓器に転移が認められ他場合には,悪性であり手術を行っても長期生存は得られないため手術適応外となることもあります。
確定診断を優先する場合には,CT検査時に全身麻酔を行うのであれば,その際に経皮的針生検を行い,病理組織診断を行うことで診断が可能となります。
今回みつかった大きな腫瘤が,どの部位から発生したもので,どのような病気の可能性があるのか,残念ながら現在の情報のみでは判断が難しく,質問者が最も回答を期待していると思われる手術適応の是非を検討するのは無理があります。

私の病院であれば,一般状態が良好で麻酔リスクが高くないのであれば,まずはCT検査と経皮的針生検,オプションとして胆嚢病変の基礎疾患に役立つ内視鏡的腸生検などを行い,その検査結果をもとに手術適応の可否を判断することになると思います。手術適応の場合でも,リスクは高いと思われますので,手術を行うかどうかの最終決断は飼い主様のご希望が最優先されると思います。
緊急性は低いと思われますが,犬の1ヵ月は,人の年齢に換算すると4~5ヵ月に相当するので,まずは検査を行うかどうかを早めに決断されるべきかと思います。
もし,飼い主様がどのような場合でも手術は絶対にしないと決められている場合には,患者様に負担のかかる全身麻酔下でのCT検査や生検は意味がありませんのでお薦めしません。
高齢と深刻な症状がないことを理由にこのまま様子をみるのもありですが,さらに腫瘤が大きくなると,破裂や腹膜炎を起こしたり,他臓器を圧迫することでの症状があらわれる可能性もあります。特に腫瘍であった場合には時間とともにさらに大きくなることが予想され,より手術の難易度やリスクの上昇,最悪は摘出困難になることも予想されます。
今後の検査や治療の進め方に関しては,まずはご家族でも話し合い,主治医とよく相談してみて下さい。

日時2020-06-27 18:47:28

しの(質問主)


ありがとうございます
本当に丁寧にご回答いただき感謝致します
手術をしようと思います
これが正解なのか心が潰れそうな決断ですが家族でがんばってみようと思います

日時2020-06-30 12:39:00

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