イヌ・ネコの健康医療相談

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ふじ(質問主)


犬アイコン 犬 2歳 メス 柴

体重:9kg

飼育歴:1年10ヶ月

居住地:福岡県春日市

飼育環境:室内

初めて質問させて頂きます。

犬は柴犬の雌、二歳、避妊済み、体重約9キロ、避妊時と一歳の健康診断では目立った問題が無かったですが少し胃腸が弱いです。

先月末血尿があり、検査の結果膀胱炎でした。元々マーキング癖の様なものや性器を気にする仕草が続いており、恐らくそれが予兆だったのでは?との事でした。
血尿はその日のうちに止まり、翌週再度尿検査を行いました。

本題はここからなのですが、この再検査時の尿の中身が、比重が薄く、PHが7、蛋白が1.7程とあまり良くない結果でしたので、念のためSDMAを含む血液検査を健康診断も兼ねて行いました。
血液検査の結果もやはり普通よりは高いが基準値の範囲内、もう少し上がれば腎不全の初期に入るがまだ発症と断定するには微妙なもころ、恐らく先天的に腎臓が弱いのではとの診断でした。

対策として定期的な尿検査に加え、食事療法(フードの変更(PHコントロール効果があるとされるロイヤルカナン避妊済み犬用)、レトルトのフード、しょっぱいおやつなどを辞める(グランデリ、ちゅーる、ジャーキーなどを与えていました。))を提案され、今実践しています。

フードの変更を犬がやや嫌がり、完全に切り替わる2日ほど前に再度尿検査を行なったのですが、今回もあまり良くない結果が出てしまいました。(写真が検査結果です。)
本来でしたら腎臓用のフードに切り替える選択をするが、犬がまだ若く、数字全てに問題があるわけでもないので、体のバランスを崩さない為にも、しばらく結果が変わらなければロイヤルカナンの老犬用にフードを変える事を提案されています。
ですが、やはりギリギリ異常値に達していない為、あくまで腎不全一歩手前、という診断だそうです。

何回も検査(血液検査1回、尿検査3回)をして、それでもまだ発症と断定できない数字であるならば若い犬ですし食事に気をつけて適宜検査を行い、数字が上がれば即治療に移る事以外出来ないのでは?と私も思っています。

ですが、家族がかなり重たく受け止めてしまいもう犬を腎不全として扱っている言動が多々見られます。それもプラスの言動ではなく、寿命について口にしたり短命と決めつけている様な節があります。

生き物を飼っている限り遅かれ早かれ病気は避けられないものと理解しています。通っている医院は長寿犬が多く先生の診断も理にかなっているとは思うのですが、セカンドオピニオンを考える事もあります。

仕事が忙しく、中々セカンドオピニオンに踏み切れませんので先に相談させて頂きました。
ご多忙とは存じますがご回答いただければ助かります。
よろしくお願い致します。

日時2019-12-01 00:50:22

専門の獣医師からの回答

 尿中蛋白/クレアチニン比(UPC)1.7は尿蛋白陽性となります。だだし蛋白尿の確定診断は(尿培養が陰性の場合)2週間以上の間隔で2回以上UPC>0.5の場合ですので、現在UPC 0.19であれば今後もUPCの上昇がみられないか定期検査は必要だと思われますが、今のところ問題ないと思われます。ちなみに蛋白尿と診断されれば低蛋白食が推奨されます。
 問題は尿比重1.006で、12時間絶食絶水後の尿比重が1.008未満であれば低張尿が疑われます。低張尿を起こす原因としては幼若であること、高血圧症や副腎皮質機能低下症や副腎皮質機能低下症などもありますがこの子は年齢的にこれらは考えにくいので、12時間絶食絶水後の尿比重が1.008未満であれば尿崩症が疑われます。尿崩症には中枢性尿崩症と腎性尿崩症(原発性、尿細管間質性腎炎、髄質性腎アミロイドーシス、腎盂腎炎、高カルシウム血症、低カリウム血症、子宮蓄膿症など)があり、それぞれを鑑別診断してそれにあった治療が必要になります。

日時2019-12-07 12:23:18

高齢犬はどのような動きをするのか、実際の映像をまじえながら解説します。犬の行動を観察するコツをつかみ、早期発見につなげましょう。ヤマザキ動物看護大学准教授の茂木千恵先生が解説します。

 

この質問の回答は締め切りました。

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