イヌ・ネコの健康医療相談

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かやぶき(質問主)


猫アイコン 猫 1歳 オス 雑種

体重:3.5kg

飼育歴:0年9ヶ月

居住地:

飼育環境:

アレルギーが疑われる猫についてお伺いします。
(食事アレルギーか、カビアレルギーかはよくわかりません)

ダンボールを舐めるのですが、これはアレルギー症状なのでしょうか?

この子は猫カビを持っており、かかりつけ医の元で薬を飲んでいました。もう飲まなくてもいいと言われて薬をやめましたが、毛が生えてきません。カビを退治できていないということでしょうか?

どこにでもあるカビ程度にやられてしまう程の免疫力というのにも問題があるかと思うのですが、どうやって免疫力をあげればいいか分かりません。何か良い手はないものでしょうか?

既往歴・個体情報は以下になります。
雑種

一歳
完全室内飼育(広島市)
二~三か月時に確保。ノミ・ダニ・カビ持ち、風邪ひき。カビによる(?)かゆみで喉の下を掻きむしり、血が出ていた。

確保後イトラートを服用、喉の下から血が出なくなった頃に五種混合ワクチン接種。しかしその後、ワクチン誘発性肉腫を発症(その後、ワクチン接種せず)。
去勢手術時に肉腫切除手術を受けるも、縫合糸にアレルギーを発症。また、粟粒性皮膚炎、好酸球性プラーク(喉の下を掻きむしり、血まみれになった)を発症。
喉の下をスタンプ検査した所、カビ菌が再度見つかったため、ステロイド、イトラートを併用し、血は止まった。
アレルギーの可能性あり。(当時は魚メインのフード)

現在の食餌:バイネイチャー(ポーク)、ナチュラルバランス(ダック&グリンピー)等を使用。
ウェットを非常に好むため、ナチュラルバランスのベニソン&グリンピーを一日40g程度与えていたが、やや高額なため、エクイリブリアの馬肉&ハーブに変更して三日目、段ボールを舐めはじめた。
アルモネイチャー ウェット ターキー(パテ)に急遽変更、更に三日後、再度血が滲んでいた。

雑多な情報で申し訳ありませんが、どうぞご教授下さい。酷い時には添付の画像まで痛々しい姿になります。(今まで二度、この状態になりました)
こうなる前に手を打ちたいです。よろしくお願い申し上げます。

日時2016-04-09 21:54:07

専門の獣医師からの回答

段ボールを舐めることは、おそらくアレルギー症状とは関連が無いと思われます。
ヒトがガムを咬むのに似た感じで、無意識に舐める感触を楽しんでいたり、舐めることで何か精神的なストレスを解消しているのではないでしょうか。

喉の下側を激しく掻いてしまう、とのこと。
痒みを伴う皮膚炎があると考えられます。
猫の痒みを伴う皮膚炎としては、一般的に好酸球性肉芽腫症候群(ご質問にある好酸球性プラークを含みます)やノミの寄生、疥癬、アトピー性皮膚炎、皮膚糸状菌症、皮膚食物有害反応などがあります。
これまで、その都度主治医の先生に適切に症状や原因を診て頂いて来られていると思われます。
喉の下の皮膚も治療によって改善しているようですので、此れまでの治療方針は適切だと思われます。
「毛が生えて来ない」ことについては、皮膚を重度に掻き壊したことによって毛根がある皮膚の深いところまで傷んでしまった可能性があります。
また、毛が生えてくるまでに時間がかかることもあります。
カビだけが原因で毛が生えて来ないとすると、その部分の皮膚が今も赤みを帯びて炎症を伴っていることが一般的です。
そうであれば、患部の被毛や表皮を培養すると病原性の皮膚糸状菌が培養されると思われます。

1歳になったとのことですので、これから体力や免疫力が改善することは期待出来ると思います。
なるべく屋外に出さない様にしてストレスを避け、バランスの良い食事を与えるようにして下さい。
普通の猫に比べて明らかに抵抗力や体力が衰えている場合は、「猫免疫不全ウイルス」や「猫白血病ウイルス」に感染していないか、肝臓や腎臓などの内臓疾患の有無を確認する必要がないか主治医の先生とご相談下さい。

皮膚糸状菌症の合併はあったようですが、アレルギー性皮膚炎が主な原因の可能性もありますので、これからも確実にノミの予防を続ける必要があります。
今後、症状の再発に季節性があるかどうか注意して観察して下さい。
全く季節に関連性がない場合は食事に注目することになりますが、いづれにしてもアレルギーの原因物質を明らかにするのはとても難しいことです。
 


日時2016-04-18 11:27:01

 
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