イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

えむこ(質問主)


犬アイコン 犬 9歳 オス ゴールデンレトリバー

体重:25kg

飼育歴:9年3ヶ月

居住地:東京都小平市

飼育環境:室内

4日ほど前から元気がなくなりました。食欲はあり水も飲みますが、走ったり立って歩くことが困難になりました。立ち上がるのにもかなりの時間がかかり、立ったまま下半身が震えていることもあります。ちょっとした段差も乗り越えて歩けないくらいです。ただ触っても痛がったりする様子はありません。お尻を触ると後ろ足が震えてお座りの状態になります。
以前、4月に肥満細胞腫を発症し5月に手術しました。麻酔が合わず膵炎やお腹に水がたまり、再度手術をしました。その後回復し、肥満細胞腫の手術をする前の元気な姿に復活しました。
ですので、今回再発したと思い病院に行きましたが血液検査も全て良好で、どこにも異常がありませんでした。お留守番が多いため家にいる時間がほとんどです。散歩よりボール遊びが好きでよく追いかけて遊んでました。体調に異常がないため、考えられるのは足かと思います。なにが原因と思われますでしょうか。

日時2019-11-13 22:43:18

専門の獣医師からの回答

 コメントが遅くなり申し訳ありません。一般的に、痛みがなく、起立や歩行が困難な場合は、麻痺が疑われると思われます。麻痺は神経的な異常で発現しますが、意識が正常で食欲もあるようでしたら、脳よりも脊髄に病変がある可能性が高いように思われます。脊髄の病変は血液検査だけではわからないため、診断を確定するには、神経学的検査、画像診断(レントゲン検査、CT検査、MRI検査)が必要となります。検査可能な病院を受診されることをお勧め致します。
4月に肥満細胞腫の手術をされたとのことですが、肥満細胞腫が何処(皮膚、肝臓、脾臓など)にできていたのか、どのような手術をされたのか、手術で摘出した腫瘍の病理組織学的グレードがいくつだったのか、術後の補助療法(抗癌剤や分子標的薬の投与)を実施されたのかが不明のため、申し訳ありませんが的確なコメントは難しいと思われます。もし、肥満細胞腫が皮膚に限局しており、外科的に完全切除で、病理組織学的グレードがⅠでしたら、今回の症状との関連は低いと思われますが、内臓(肝臓、脾臓など)に転移していた(通常は術後の補助療法が必要です)ようでしたら、今回の症状との関連は否定できないと思われます。

日時2019-11-21 00:43:24

えむこ(質問主)


右足の付け根付近に肥満細胞初夏ができ切除手術を行いました。術前にイマニチブを飲みかなり小さくなった段階でマージンを大きめに取り手術をしてもらいました。病理検査の結果グレードはⅡでした。
術後のステロイド系のお薬で内臓が荒れたため再手術を行ないました。
「ボタン状潰瘍で胃を確認するために癒着は剥がした肝臓、恐らく壊れていた。
6個の内の1個が膜で覆い隠されていたのは自分で回復していた、
膵臓は広範囲の炎症、胃と肝臓の間は何もないのが普通だが炎症起きてた
内視鏡も入れ膜を剥がしつつ胃の裏側も見た
胃の周りも全て確認した、が胃が開いてるところはない
腸管も指で確認、穴なし
守備範囲の広い抗生剤を使っており炎症に対しできることは全てやったが免疫不全か戦い尽くしたような状況。抗がん剤を使った時くらい下がってる」とのことでした。
その後5月から入院通院を繰り返して6月には今と変わらぬ姿に復帰しました。

11月に元気がなく病院に向かったが特に血液検査の数値は異常なし。しかし次の日くらいから歩行困難になり後ろ足が立たず全く歩けなくなりました。再度行くとCRPが7.7まで上がっておりレントゲン等の結果ヘルニアかもしれないとの診断でした。
ご飯は食べたがるが戻してしまいます。ふやかしても食べるのですが、数時間たつと戻します、ご飯は与えても良いのでしょうか。圧迫排尿や排便で体内の循環はなんとか取り保っています。今なにをしてあげるのが最善でしょうか。

日時2019-11-21 08:19:27

 経過を詳しくご説明頂き、ありがとうございます。1回目の皮膚肥満細胞腫の手術はグレードⅡとのことですが、完全切除で脈管浸潤なしという結果だったでしょうか?もし、そうでしたら転移の心配はあまりありません。もし、脈管浸潤ありという結果でしたら、転移の可能性がありますので、補助療法を開始します。術後にステロイドを使った理由がよくわかりませんが、2回目の手術は、文面からは肥満細胞腫とは無関連なように読み取れます。
今回は、レントゲン検査でのヘルニア疑い(ヘルニアの確定診断には脊髄造影検査やMRI検査が必要です。MRI検査を実施出来れば、ヘルニア以外の脊髄の病変がみつかるかもしれません)とのことですが、疼痛の持続や大腸の動きが悪くなったことで重度の便秘にならない限り、ヘルニアが原因で嘔吐に繋がることはあまりないように思われます。ヘルニアの治療としてステロイドまたは消炎鎮痛剤は使用していませんか?胃酸を抑えるような薬や制吐剤(嘔吐止め)は使用していますか?血液検査で急性膵炎は除外されていますか?食欲があるのに食後数時間で嘔吐するような場合は、胃の出口の通過障害も疑われます。嘔吐の原因はヘルニア以外にある可能性も考えられるため、診断を確定する必要があると思われます。
現時点で、食べたものを吐くとのことですが、水は吐かないのでしょうか?水も吐くようでしたら、経口摂取は控えた方が良いと思います。その場合、水分を補給するための点滴が必要となります。水を吐かない場合は、少量頻回の食事は試しても良いかもしれません。今、どのような治療を受けられているかわかりませんが、対症療法に対する反応が悪いようでしたら、診断を見直すことが治療への一番の近道だと思います。積極的な治療を希望されるようでしたら、担当の先生とよくご相談頂き、MRI検査が可能な病院を紹介して頂くことも選択肢の一つだと思います。

日時2019-11-22 00:35:19

えむこ(質問主)



詳しくご返信ありがとうございます。
脈管浸潤のことはすみませんが分かりません。
肥満細胞腫の術後嘔吐を繰り返してしまい、病院に連れて行くとお腹が炎症を起こしただけ(誤診?)と診断され吐き気止めとしてステロイド系の薬を処方されました。これがきっかけで再手術しなければならない程内臓も荒れてしまう結果になりました。

現状水を飲んでもご飯を食べても戻してしまいます。レントゲンを撮ると左足付根の軟骨部分がギザギザした形になっていました、最初ここからくる痛みなのではないかと言うことで消炎鎮痛剤プレビコックと胃薬ライトテックを5日間処方されました。改善されず足の立たない状態になり後日ヘルニアかもしれないと診断されました。消炎鎮痛剤でお腹が荒れないようにと一緒に胃薬も出されたのですが、薬自体がお腹に負担がかかり嘔吐してしまうのでしょうか。また薬が原因で嘔吐が止まらないのか肥満細胞腫の再発なのか、とても心配です。病院にも連れて行きますが、一意見としてお聞きしたいです。

日時2019-11-22 11:34:29

消炎鎮痛剤がプレビコックスで、胃薬を併用されているようでしたら、胃潰瘍になる可能性は少なく、嘔吐の原因である可能性も少ないと思われます。肥満細胞腫と嘔吐の関連につきましては、肥満細胞が有するヒスタミン顆粒の影響で、胃潰瘍が生じる可能性もありますが、通常は胃薬(H1,H2ブロッカー)で落ち着くと思われます。今回の嘔吐につきましては、肥満細胞腫、椎間板ヘルニア、股関節の不安定、投薬(消炎鎮痛剤)のいずれもが原因と考えるには、矛盾があるようにも思われます(個人的には、急性膵炎はしっかりと除外する必要があると思います)。現時点での嘔吐に対する担当獣医師の見解(診断)が文章からは読み取れませんが、飼い主様が疑問に思っておられるようでしたら、納得いくまで質問された方が良いと思われます。獣医師は質問に答える義務がありますが、獣医師自身も診断に苦慮するケースもありますので、納得がいかない場合は、セカンドオピニオンでの受診を考慮されても良いかもしれません。
水を飲んでも吐いてしまうような場合は、時間経過とともに重度の脱水になる可能性が高いと思われますので、原因の如何を問わず、早急に点滴を受けられることをお勧め致します。
 限られた情報を元にコメントさせて頂いておりますので、あいまいな表現があることをお詫び致します。

日時2019-11-23 00:32:29

 
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