“美食家”の猫?! 空腹でも気に入らないフードは食べず

美食家のあんず。大好物は鮭や鱈のフリーズドライ
美食家のあんず。大好物は鮭や鱈のフリーズドライ

 前回は、我が家のサビ柄猫あんずが無類のウェットフード好きで、サバトラ猫モモは、エサは質より量というお話を書きました。


 いくらウェットフードが好きでも、それだけでは栄養が偏ってしまうので、主食は「総合栄養食」と書かれたドライフードなわけですが、あんずはドライフードの好き嫌いもあるようで、ちょっとやっかいです。


 あんずは、おなかいっぱい食べることには興味がないため、ドライに少しだけのせたウェットだけ食べた後、満足して食べなかったり、「もっとウェットをくれ!」と鳴いてせがんだりします。追加のウェットをあげなければ、諦めてドライを食べるのですが、そのドライフードが好みの味でない場合、一切食べないこともあります。


 先日、新しいドライフードをやると、初日は食べたのに、2日目から全く食べなくなってしまいました。ウェットを混ぜても、上手にウェットしか食べません。


 新しいフードは、フリーズドライ加工の肉が入っていて、栄養満点だし、一見美味しそうに見えたので購入しました。値段だって、今まであげていたものより少し高価です。


 食べないってことは、もしかして具合が悪いのかな?と一瞬心配しましたが、“食後の雄たけび”はいつも通りだし、甘えたり、暴れたりも普段と変わりません。


 そして、夕方になるとおやつをせがんできたので、あんずの大好きな鮭のドライフードを少しだけやりました。すると、元気いっぱいガツガツ食べていたので、新しいエサが気に入らないんだということがハッキリしました。


 そして翌朝。前日は小さじ1杯のウェットフードとおやつしか食べていなかったので、さすがにお腹が空いて、新しいフードも食べるに違いない、と思っていたのですが、やっぱり食べません。


 どんなにお腹が空いても、気に入らないものは食べず、美味しいものを食べたいなんて、何というこだわり。なんという美食家。負けたわ……。と、それまで食べていたドライフードに戻すと、きちんと食べるようになりました。


 一方、モモは何でも食べるし、美味しいおやつもウェットフードもそれほど欲しがらないので、お金のかからない良い猫なのですが、穀類などの食物アレルギーの疑いがあるため、穀物不使用のアレルギー対応のエサをあげなければならず、結局お金がかかります。


 アレルギーのない健康なあんずが何でも食べてくれたら、苦労はないのに……。そう上手くはいかないものです。


(ヤスダユキ)

sippo
sippo編集部が独自取材した記事など、オリジナルの記事です。
この特集について
猫アレルギーですけど
普通の家で飼われている猫「あんず」と「モモ」。飼い主の主婦が、2匹との生活や発見をユニークな視点で切り取る人気連載です。
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